[韓国語]推測を表す表現のニュアンスの違い[듯 하다, 나 보다/ㄴ가 보다, 것 같다, ㄹ지도 몰라요, ㄹ것 이다]

韓国語で、推測に関する表現はたくさんありますが、それぞれ使えるシチュエーションやニュアンスが微妙に異なります。

今回は、推論を表す表現達のニュアンスの違いを比較してみます。

(으)ㄹ듯 하다 単なる推論

(으)ㄹ듯 하다は、特に根拠なく単なる推論を表す表現です。

何となく、雨が降りそうだ
왠지 비가 올듯 하다

나 보다 / (으)ㄴ가 보다 事実に基づく推論

前に来る文には事実や根拠が必要。ある事象を見た結果として、”~なのではないか?”と推論する表現です。動詞の場合”나 보다”,形容詞の場合”(으)ㄴ가 보다”を使います。

날씨가 흐린 걸 보니 비가 오려나 봐요       
天気が曇っているところを見ると、雨が降るようです

친구가 요즘 연락을  안 하는 걸 보니 바쁜가 봐요
友達が最近連絡をしてくれないところを見ると、忙しいみたいです

극장 앞에 사람들이 많은 걸 보니 영화가 재미있나 봐요
劇場の前に人がたくさんいるのを見ると、映画が面白いみたいです

것 같다 理由があっても、無くても良い推論

理由なく推論する時にも、理由を元に推論を行うときでも、どちらでも使える表現です。

왠지 비가 올것 같다
なぜだか雨が降るみたいです

날씨가 흐린 걸 보니 비가 올것 같다
天気が曇っているところを見ると、雨が降るみたいです

(으)ㄹ지도 몰라요.疑問を持ちながらの推測

話し手自身が確認を持っておらず、疑問を持ちながら推測する時に使う表現です。

오늘은 비가 얼지도 몰라요.
今日は雨が降るかもしれない
(たぶん大丈夫だけどひょっとしたら雨が降るかも...?というニュアンス)

(으)ㄹ것 이다 確信を持っての推測

話し手が確信を持って予測する時に使う表現です。

일기에보를 보니까 네일은 비가 올 거에요
天気予報によると、明日雨が降るようです。
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