미치다と끼치다の違いは何?(及ぼす)

끼치다と미치다は、どちらも、及ぶ・及ぼすという意味です。この2つは、言い換えが可能なシチュエーションと、使い分けが必要な場合の両方があります。(ちなみに、미치다は同音異義語で”狂っている”という意味もありますが、今回の内容はこちらの意味の미치다ではないです)

끼치다は、他の人に対して、心配(걱정)や、損害(손해)、害(해)、不便(불편)など良くないことを与えるときに使われます。例えば、”環境問題を及ぼす”や、”他の人に害を及ぼす”(다른 사람에게 해를 끼치다)のように、否定的な言葉と一緒に使われる場合が多いです。この場合での使い方の場合、心配をかける、不便をかける、など”かける”に置き換えて使えるシチュエーションです。

ただし、常に否定的な言葉だけと一緒に使われるわけではありません。恩恵を与える(은혜를 끼치다)や、功労を与える(공로를 끼치다)など、肯定的な言葉とともに使うことも可能です。

また、끼치다は、”主体的にその対象へ影響を及ぼした”意味で使われることが多いです。例えば、”小学校の時の先生が、人生に影響を及ぼした”などです。一方で、미치다は、ただ単に空間的な距離や、水準が”その状態に到達した”、”状態に届いた”、”状態に至った”などという、単純にその状態になったという意味で使います。例えば、”需要量が及ぶ”:수요량이 미치다、”手が届く”:손이 미치다などです。

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