韓国語で”一夜漬けの勉強”はどうやって表現する?

一夜漬けの勉強の韓国語表現

韓国語で”一夜漬けの勉強”は、”벼락치기 공부”(ビョラクチギ コンブ)といいます。もしくは、これを略して”벼락 공부”(ビョラク コンブ)という場合もあります。

벼락치기は、直訳すると一夜漬けという意味ではなく、벼락は雷(というか稲妻・稲光)の事です。そして、稲妻が落ちる/落雷することを”벼락이 치다”といいます。なので、前日に慌てて勉強することを、韓国語では”稲妻が落ちるように勉強する”と例えて、”벼락치기 공부”と表現しています。

カミナリに関連する単語

ちなみに、벼락は稲妻(=⚡のような形のもの)ですが、雷によって空全体が光っているさまは번게、雷の音は천둥と、それぞれ固有の単語があります。また、雷の音と光が両方認識される状況の時は”천둥번게”とまとめて書く場合もあります。

천동は一見すると固有語のように感じますが、漢字の”天動”が由来で、転じて雷音の意味になったようです。また、漢字語での”雷鳴”にあたる表現は、뇌명です。

日本語の場合は全部”かみなり”で総称するのに比べると、表現が多く、比べてみると面白いですね。

関連投稿