[韓国語]単語の間の取り方が特徴的な表現たち

韓国語を学んでいると、日本人が韓国語を発音する時、テキストなどの書籍をそのまま読み上げても相手に内容が伝わりづらかったり、誤って伝わってしまうことが有ったりします。

今回はその中でも、韓国語を勉強していて、間の取り方について気をつけると良いと感じたものをいくつか取り上げます。

또や꼭の後の間

“또 만나요”(また会いましょう)や、”꼭 연락주세요”(絶対連絡してね) の、또/꼭のあとは、意識的に少し間を開けた方が、相手に伝わりやすいです。

찰 못하다と、찰못하다

찰 못하다(良くできない・下手だ)と、찰못하다(間違える)も、間の取り方を間違えると間違えて伝わってしまいます。

찰 못하다は、찰(チャル)と못하다(モッタダ)の間に、意識的に少し間を開けて、(チャル~…モッタダ)と発音した方が誤解なく伝わりやすいです。一方で찰못하다は、間を開けずに(チャルモッタダ)と一気に言うと良いです。

삼분의 이를と、삼분의 일을

韓国語で数字を表現する時”1/3を”と、”2/3を”は、삼분의 이를と삼분의 일을になり、連音化の都合で同じ発音になります。

ネイティブの人は”삼분의 이를”を発音する時、”이”と”를”の間に少し間を開けて発音します。カタカナで無理やり書くと、”イー ルル”な感じです。一方で、”삼분의 일을”の方は”일을”を一息で一気に発音します。こちらもカタカナで無理やり書くと、”イルル”な感じです。

이를(1を)と、일을(2を)の二つは、韓国語を学び始めのうちは非常に聞き分けを行いづらいですが、慣れてくると、不思議と区別がつくようになります。

깜짝 놀라다の間の取り方

驚いたときに使う表現で、깜짝 놀라다(凄いビックリした)というのが有りますが、”깜짝”の”깜”と”짝”のあいだにどれくらい間を取るかでニュアンスが変わってきます。驚く度合いが多くなるほど”깜”と”짝”の間が長くなります。

これは日本語だと”すごく驚いた”, “すっごく驚いた”,”すっ~~ごく驚いた”のニュアンスを、タメの間で表現し分ける感じです。

どれくらいビックリしたとき、どれくらい伸ばすかは感覚で掴むしかないので、韓国のラジオやバラエティ番組などを頻繁にみてけ学ぶのが一番です。

진짜

間の取り方で깜짝に似ているのは、”진짜”があります。
普通に”ほんとうに”ではなく、”ホントっに!”と強調して言うときは、”진”と”짜”の間にタメの時間が長くなります。
また、”진”の部分にアクセントがつくので、強調されると、聞こえ方としては”친~짜”のような感じになります。

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